応援

先日、友人が遊びに来て運動会のことを話していました。
友人は、一生懸命子供の応援をしていたのですが、
それを少しうるさいと感じた方がいらしたとのこと。

私は「?」と思って聞いていました。
PTAの活動にも積極的な友人なので、知っている子どもたちにはみんな
応援していたそうです。
当日の様子を再現すべく
「私がね『いけ〜〜〜!!!がんばれ〜〜〜!!!』っていってたのよ。」
そう大声で言っている友を見て涙が出てきました。

こんなに必死に、他人の子供のことまで応援している人っていないよって。

我が子のことは応援しても他人の子供は知らんぷりをする人って多くないですか?

私は足が速い子は早い子なりに、遅い子は遅い子なりに、みんながんばっているんだから
みんなを応援したいです。

自分自身は応援されたり、ほめられたりすることが少なく、そこでさみしい気持ちを持っているので
我が子でなくても応援したいです。

私の住んでいる地域の運動会はとても派手で、親戚一同寄り集まる感じです。
しかも不思議なことに、運動会でお金をもらえるそうです。(お年玉感覚?)

私の田舎はそんなことはなく、母親が来るくらいでしたが。

こうなると、応援の格差って出るのでは?と思ってしまします。
もしも、身内が少ない、もしかして誰も来ていない子がいるかも。
だったら、私みたいな見知らぬおばちゃんの声も届けば。
そんな風に思ってます。

私の友人はただ、「がんばっている子がすき、応援したくなる!」といいます。
いづれにせよ、応援してあげるということは素晴らしいと思います。

人間、いくつになっても認めてほしい、ほめられたい、応援されたいと思っているのではないでしょうか?

単純かもしれませんが、本人の力を引き出すのはそれしかないと思っています。

ブルーハーツの歌を思い出しました。
自分が元気がなかったら、これ聞いて頑張ろう!