草間彌生展 永遠の永遠の永遠

http://www.asahi.com/kusama/
春休み、ハードスケジュールながら、草間彌生展に行けました。

気合十分で9時から並んでみました。(10時開館)
3/28の平日だったので一番に並べました。
でも開館直前は100人くらい並んでおられたかな?

大阪の友人の現代美術であの混雑ぶりは驚きとの言葉を思い出しながら
本当にワクワクしながら行きました。

会場を入ると

水玉の世界。
そのあと、モノクロームの絵画の作品。
素晴らしい。カラーの作品もよいのですが
モノクロームの作品の方が構図や一つ一つの要素がはっきりわかり、線も生き生きしていて
とてもよかったです。

水玉のお部屋もあり、

その次の展示はのカラーの作品。
以前BSの番組で放送されていたときに制作された作品が並んでいます。
短時間でここまで仕上げられることの凄さ、またエネルギー!
作品にのみ込まれそうになりながら鑑賞。

それからインスタレーション
鏡張りの部屋に電球がつるしてあり、その中に入って空間を楽しむものです。
私は、以前京都で見た「永遠の現在」の展覧会の時も
「魂の灯」に似た作品があり、それがとてもよかったので
たのしみに並びました。先頭で入るとインスタレーションの奥の方で鑑賞ができました。
無限の世界のように広がる空間に
鑑賞者のみなさんが浮いているような感覚。
すてきだなあ。。とおもって一度目の鑑賞をおえました。
それで、つい、一人で入りたいなあ〜って思って。
ちょっと人が途切れるのを待って
もう一度その部屋に入って鑑賞しました。

すると無限の空間にたくさんの私!
それが、いろいろな自分(妻、母、私)それから時空を超えた
現在、過去、未来の自分に思えて
宇宙の広がりの中にたくさんの自分がいる気がしました。
そしてその中にとけこんでいくような。
恍惚のような、めまいのような。

やっぱり素敵でした。

そのほか、彌生さんの言葉も
やはり素敵です。
98年にNYで大回顧展を見たときは作品にのみ込まれそうで
まだあまり作品を好きになれずでしたが、
その後本当に真摯に作品を作る姿、
「戦いの後で宇宙の果てで死にたい」の詩の一節でも見らます。

芸術の力をもって斗っていきたいのだ。
芸術の心のかぎりの求道のいしずえをもって
人々に仕え社会に貢献したい。

それが
「愛はとこしえ」に繋がるのだろうな。と思います。
そこからだんだん作品に惹かれていったんだろうなと思います。

もう、カッコ良すぎ!!

たくさん作品を鑑賞して
そのあとはミュージアムショップで
大人買い!(たまのことです、おゆるしを)

東日本大震災のチャリティーのハガキも購入しました。
(チャリティーのバッチは完売でした。オウ残念。)

現代美術にひさびさにどっぷり浸かれて楽しいひと時でした。

ちなみに他の日の娘との会話
私「京都水族館に行ってみる?」
娘「え?やよいさん行ったから、行かなくていい、人混んでそうだし。」

私と気が合う娘を授かって本当に感謝。