映画『パコと魔法の絵本』

娘の誕生日に家族で見に行きました。
この映画って子ども向けかな???と疑問があったんで前日に娘に予告編を見せて確認。
「『おじいさんがやさしくなって、かんどう〜〜〜』やろ?」と何となく理解している模様。
さらに映像的な事ですが、娘は『チャーリーとチョコレート工場』を何度もみて気に入っているので
この映像の世界観は好きかも?と思った訳です。(現代美術の映像も好きだからなぞの娘です。)
それで朝から向いました。イオンシネマ
いろいろネットで調べて「泣きました」コメントが多いので
ちょっとハンカチでももって行かないとヤバいな。と思っていたのですがすっかりわすれ、
まあテッシュでも、と車に乗っていた箱ティッシュから数枚取り出したたんでもって行きました。
始まってすぐは、ああ、、登場人物のキャラ濃い〜!ちょっと怖い。。。子どもたち退屈してないかな?と少し心配になりましたがお話が進むにすれどんどん引き込まれていきました。

それで、私はパコがなぜ毎日その絵本を読むかという理由を聞いたあたりで涙腺が緩み、土屋アンナ扮する看護婦さんが室町をロッカー室に引っ張っていくところでもうダメになりました。
そのあとはことあるごとに、もうやめてくれ、もうティッシュがないんですけど、ハンカチもないし。とまあ号泣で。
映画館でこんなに泣いた事はない。です。
お話的にも私のツボにはまったんだとおもいますが。

ここまで泣けたのは『クレヨンしんちゃん大人帝国の逆襲』以来です。この映画はビデオで家で見たので映画館で泣いた映画はこれがはじめて。

映画が終わり娘は「もう泣かんとこう、っておもっても涙が出てきて〜。」と感動の模様。
主人もすっかり目がうるうるで。で、息子は「アイアンマン見たかったなぁ。」
息子よ、いまきみとは喋りたくないぞ。と私は思ってしまいました。
主人に「どこら辺から泣いた?」ときくと「大貫のこれまでの人生のところ」って
それかなり前半やん。
「え〜〜!!そんな早くから??」
人間はまるツボが違うんですね。でも主人がそこではまってしまうのは何となくわかってましたが。

映画としては、舞台のようで、劇中劇もあって、絵本の世界もあって、GCもあって、と盛りだくさん。
美術はすごいなあ〜。こんなカラフルでごちゃごちゃをよくまとめきっているなあ。と感心しきり。
内容はみんな傷があっても、愛があって、優しさがあって。です。
私個人的には、もう一度見てもいいなとおもえる映画です。