半日村

半日村 (創作絵本 36)

半日村 (創作絵本 36)

一平はおひさまが半日しか当たらない、半日村に生まれました。
お米があまりとれないことも寒いことも山は動かせないと
村の人はあきらめて過ごしていました。
でも、一平は、一人、山のてっぺんの土を袋に入れて山を下り、湖に捨てます。
「山を湖に埋めちまおうと思って。そんな一平を皆は笑います。
笑われても一平は毎日毎日袋に土を入れ、山を下り。。。
そのうち、手伝ってくれる人が一人二人とあらわれ、子供が手伝い、大人が手伝い
村の大事業へ。。

一平の子供の時代になり、村は一日村へと変わっていくのでした。

無理と思うことをチャレンジすること、そして一生懸命やれば協力者が現れること
あきらめずに少しずつ、ずっと続ければ夢はかなう!
そんなお話。
何か新しく世のためにチャレンジする人が読んでくれたらいいなと思いました。