おとしものしちゃた

おとしものしちゃた

おとしものしちゃた

読む前に子供たちにタイトルを見せて「なんてよむ?」
って聞くと反射的に「おとしものしちゃった」
と言ってくれました。でも実は小さい「つ」がないんですねええ。。。
しゃきっとまちのサッサさん。散らかっているの大嫌い!
それでいろんなものをすばやく片づけて歩きます。
夜空の星も、浜辺の貝殻も。
そこで気がつきます。小さい「つ」を落としたことを。
なのでしゃべり方がおかしくなります。ポケットはポケト、サッサはササ。
早口でしゃべるものだからさらにわからなくなるのですが、ゆくりのんびりのでんでんむしと出会い・・・・。
効率ばかり求める世の中を批判しているとも思える作品です。
あまりあわててばかりいると大事な何かを失うかも。
子供にはそんなことより「つ」の抜けた妙なしゃべり方が耳に残り
ちょっと真似してみたくなるそんな本です。
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