おとしものしちゃた
- 作者: 中山千夏,長新太
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2005/04/18
- メディア: 大型本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
読む前に子供たちにタイトルを見せて「なんてよむ?」
って聞くと反射的に「おとしものしちゃった」
と言ってくれました。でも実は小さい「つ」がないんですねええ。。。
しゃきっとまちのサッサさん。散らかっているの大嫌い!
それでいろんなものをすばやく片づけて歩きます。
夜空の星も、浜辺の貝殻も。
そこで気がつきます。小さい「つ」を落としたことを。
なのでしゃべり方がおかしくなります。ポケットはポケト、サッサはササ。
早口でしゃべるものだからさらにわからなくなるのですが、ゆくりのんびりのでんでんむしと出会い・・・・。
効率ばかり求める世の中を批判しているとも思える作品です。
あまりあわててばかりいると大事な何かを失うかも。
子供にはそんなことより「つ」の抜けた妙なしゃべり方が耳に残り
ちょっと真似してみたくなるそんな本です。
[rakuten:book:11356896:image]