アキレスと亀

映画はまだ見ていませんが昨日北野監督が「この人にトキメキっ」に出演してロングインタビューに答えていたので
ちょっと興味が出ました。
HPこちら→::::: アキレスと亀 :::::
主人公真知寿(まちす)が芸術家を志しますが作品が認められず、周りの人間を不幸にしてしまう北野監督曰く
「芸術残酷物語」だそうです。「アートって麻薬的なところがあってやめられないから。」うんうんなんか頷ける。
「芸術とかやってるひとって、周りの人に迷惑かけてんのね。」うう、うんうんちょっと身につまされる。
「でも本当は芸術に関わっているだけで本当に幸せだとおもう」うー。
そうだねえ。
 それにしても北野武さんて本当に努力家でまじめで謙虚。ちょっとかわいそうなくらい。
いつから見てるかなあ。「コマネチ!」の頃から好きになって
オールナイトニッポンきいて、「たけしくん、はい」を買って。。
だから最初どんな絵を描いてそれからどんな絵を描いていたのかは少し知っている。
いろんな画風をまねしてい書いてみたり、いろんな画材で描いてみたり。
そんな中、映画監督さんになったなあ。この人は平面的な作品よりも
インタビューでも触れていたが漫才の時お客がどのように自分を見ているか
どのタイミングで何をすれば相手はどう反応するか?という事をものすごく考えているので
映像の作品の方が向いていたんだと思う。
ちょっと見たい映画です。でも宮崎でいつ上映される事だろうか?
(こういうところだけ、宮崎にいて不便に感じます。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
録画したビデオを早速今日仕事に出かける前の主人に無理矢理?見せると。。
楽しそうに見ていました。(そりゃお話おもしろいもんね。)
見終わった後の感想。
「いや〜おもしろかったなあ、わかるわかる〜。」
「でもぼくって『真知寿』?」
じゃあ、私は一緒にシャッターに絵を描いてる奥さん?
そして暫くして自称映画監督に憧れていた主人は
「ぼくさ、気付いたんやけど、あんまり映画って好きとちゃうかも。別に北野監督の作品とかたくさん見ていないし」
え!えええっ!
もの作りがしたいという気持ちがあって身近だった映画に結びついたみたいです。
現在も、ものづくりは一生懸命やってます。
私もぼちぼち頑張りますかぁ〜。